とある人間のブログ

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ヨーロッパ旅行記⑤〈まとめ〉

そういえばヨーロッパ旅行から帰ってきました. 前回まとめ的なものを書くと言ってしまったので, とりあえず書いてみることにします.


日本に帰ってきて思ったのは、日本は最高ということだった. 何も考えなくても言葉が聞き取れて理解できるし, 自動販売機は速いし, (ヨーロッパに比べて) コーラは安いし, 電車代も安いし, 日本円のコインは分かりやすいし, コンビニは24時間営業だし, 電車で寝られるし, いろいろ上げたらキリがないけれど, とにかく僕は日本じゃないと生活できないみたいだった. 旅行ならいいけど, 海外に定住はできなそう. でもフランスに住みたい気持ちはあるし, 難しいなあという感じ.

そういえば向こうで数回, 你好と挨拶された. 挨拶してくれるのは嬉しいし, まあ中国人と見分けるのも難しいだろうから別にいいのだけれど, ドイツのDQNみたいな人に happy new year (笑) と声を掛けられたときはイラっときた (この時期中国では正月ですね).

でも, なんでイラっときたのだろうと少し考えて, 中国人 (笑) みたいな態度が気に食わなかったのかもしれない, でもそれが気にくわないのは自分の中にもドイツのDQNと同じように中国人を見下す考えが多少あるからなのかもしれない, と思ったりした. というかそもそもDQNに声を掛けられたのが嫌だっただけかもしれない.

自分としては別に中国人はどうとかいう感情は持っていないつもりなのだけれど, 実際のところはどうなのかなあと少しつらくなったりした. 別に中国は嫌いじゃないですよ. 韓国の方が好きだけど (オリンピックで日本人のいない競技に韓国人と中国人が両方出ていたら韓国人の方を応援するなあくらいの意味. というか, 韓国中国に限らないけれど, 東アジアとかの親しみのある地域の人は応援したくなるよね. 僕だけ?).

まあ旅行中は特にトラブルもなく (僕が飲みすぎで死にそうになったり回数券を1枚なくしたところにルーブルの閉館後の混雑と地下鉄の運転見合わせがぶつかって変なことになったりはしたけれど), 予定よりお金を使いすぎたこと以外は大体よかったなあという感じ.

でも今回の旅行で自分が本質的にグループ旅行に向いていないことを悟ったし, 次に似たような機会があるかどうかはわからない (お金も時間もないし). まあ恋人とか本当に心を許せる人とだったらまた違うのかもしれない.


次回からは元に戻って自明な主張を繰り返すブログを書きます. またちゃんと1日1記事を達成できるといいな. (終)


おまけ: 高校の地理とか世界史の授業を真面目にやっていると海外旅行したときに結構知識が活かせて楽しいことがわかったので, ちゃんとやることをお勧めします.