とある人間のブログ

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新年のあいさつ

これは今日の話ではないのだけれど (たぶん昨日の話だ)、何人かの人間に「あけましておめでとう (ございます)」と挨拶された (僕に挨拶してくれる方がたくさんいるのはとてもありがたいことです)。
なるほどその人とは今年になって初めて会うのだ。でも僕の方としては新年の気分はもはやなくて、ただ単に久しぶりに会っただけの感じだった。
新年の挨拶っていつごろまでするものなのだろう? とふと思ったのは帰省中 (12/28〜1/18、とても長い) のことで、親に訊いてみたら、
「(親自身は) さすがに3月4月まではやらないけど、1月中くらいだったら初めて会う人にはする」
という答が返ってきた。合理的な姿勢だ。
そういえば、新年の挨拶とは違うのだけれど、ある歌番組の年末のスペシャルか何かに「その年初登場」したグループがいて、司会者からそのことについて触れられていた。12月になって今年初というのも変な表現だと思ったけれど、まあ言われてみればその通りなのだ。確かにある時期を境にしてやめるよりは、1月だろうと12月だろうと「新年初めて」を同じように認識している方が、一貫性があっていいように思った。
ちなみに僕は新年の挨拶は三が日が終わったらやらないくらいの気分でいたのだけれど、三が日というのに何の根拠もないし (親のいう1月というのにも根拠はない)、それよりはその年初めて会う任意の人に対してした方がいいような気がしてきてしまった。
けれど12月になって「あけましておめでとう〜」と言われたらやっぱり気持ち悪いし、そもそも2年ぶりくらいに会う人にはどうしたらいいのかなあ、なんて思ったりして、考えるのをやめた。 (終)